「…健ちゃんに、会いたい。」
呟くように言った、アタシの言葉に、三人が立ち上がる。
「よしっ、健ちゃん呼び出そうっ!」
「ってか大人って卑怯だよ。相手の為とか言って、逃げてるだけじゃん。留学なんてたかだか2年でしょ!?"待ってるから行ってこい!"ぐらい言えっつーのっ!」
優が言うから、アタシも段々腹立ってきた。
「そうだよね。黙ってることが相手の為だ、なんて、勝手に決めるなっつーの。アタシがどんだけ辛かったと思ってんのっ!?」
怒りが湧いてきたアタシは、そう言うと飲み放題で頼んでたドリンクを一気に飲みほす。
「いいぞー、美緒っ!もっと飲めーっ!!」
酔っぱらいの玲奈に煽られて、また飲み始めるアタシ達。
気がついたら、かなり酔っぱらっていた。

