いいオンナ… その言葉が頭の中でエコーする。 嬉しくて、恥ずかしくて、ドキドキする。 そうだよ、あたしやっとガキを卒業したんだよ。 ずっとアナタに追いつきたくて、やっとあと少しってとこまで来たんだよ。 あたしが何か言う前に、夏美サンが口を開いた。 「あなたたちが翔君と美緒ちゃんね♪敦からいつも聞いてて会ってみたかったの。ホントの妹弟みたいに可愛いがってたって聞いてたから。会えて嬉しいな♪」