先生とあたしのヒミツ☆



慌てて我に返ったかのように健ちゃんが手を離す。

なんだかその顔は照れていた。


健ちゃん…?


「あ、えっと、そろそろ帰ろっか。教室も閉めなきゃなんねーし。送ってくよ。」


健ちゃんはそう言って、笑ってから、教室に鍵をかける。

「じゃあ、鍵返してくるから、先車んとこにいて。」


そう言って、何もなかったかのように、足早に去っていった。


優の言葉を思い出す。


「健ちゃんは絶対美緒に気があると思ってたんだけどなぁ。」


でも、あの日、アタシはふられたんだよ?

高校卒業した後なら、何の問題もなかったはず。


どうして…??


健ちゃんの気持ちが分かんないよ…