気がついたら、涙があふれていた。
あの日と同じ…
アタシは、またふられることになる。
でも、涙と一緒に、気持ちまで溢れて止まらない…
「…どうして、そんなこと言うの?アタシが好きなのは、健ちゃんだったんだよ?今だって、忘れるって言ったけど、あの日約束したけどっ、忘れられるわけないじゃん。アタシがあっちゃんに何年片思いしてたと思ってんの?アタシは一度好きになったら、とことん一途なんだからっ。」
泣きながら、自分でも何言ってるのか分からなかった。
頭で考えるより先に、言葉が出た。
優しくしないで。
可愛いなんて、気軽に言わないで。
大事だなんて、言わないで…
好きだから。
気持ちが押さえられなくなる。
諦められなくなるから…

