「…ありがと☆まぁまだ実技があるけどね。」 「美緒ちゃんなら絶対大丈夫だよ、オレが保証するっ!」 「えー、健ちゃんに保証されてもなぁ。音楽とかまったく分かんなそうだし。」 「うっ、確かに…」 「あはは、ダメじゃん!」 健ちゃんと笑いあえるこの時間が、とても幸せだった。 大好きだった。 アタシは、ホントに諦められる? 卒業したら。 大学に合格したら。 この思いを、あなたに伝えてもいいですか?