「ってか健ちゃん、教育大出身のくせに、音大について詳しくない?先生って全部の大学把握してたりすんの!?」 「まさか。少しは知ってるけど、進路指導の先生でもなけりゃ、普通はそんな詳しくは分かんねーよ。」 アタシの質問に、少し照れくさそうに答える健ちゃん。 あれ? もしかして… 「もしかして、アタシの為に調べてくれたりしてた?」 「まぁな。可愛い生徒の力になる為だよっ!」 髪の毛をぐちゃぐちゃってされた。 健ちゃんが照れてる。 かわいいっ!!!