次の日。

早速あたしは昨日のコトを3人に報告した。

「失敗だったかぁ。えーなんでだろ?やっぱかっこいい系より、おねぇ系で攻めるべきだったんかな?さすがに学校にあんな髪は巻いてこれないけど。」

「だよなー。制服には似合わんよね。」

優と美咲は失敗の原因を一生懸命考えてる。

「はぁ。金も使いはたして、朝も早起きして頑張ったのに。健ちゃんのばかやろぉ~!!」

あたしは叫びながら机に顔をうずめる。

「よしっ。じゃあ次の作戦を練ろう。見た目じゃなく、行動で健ちゃんをドキッとさせてみせるっ!」

玲奈の言葉に、他の2人も乗り気だ。


あたし的には、もうこれ以上ショックうけるのは嫌なんですけど。

どーせ何やっても、年下って壁は超えられない気がする…