浴衣でバランスを崩したアタシの腕を、その人がつかみ、アタシはしりもちをつかづにすんだ。 「すみませんっ!!」 そう言いながら、顔を上げた瞬間、アタシはびっくりする。 だって、そこにいたのは… 健ちゃん!! 健ちゃんもアタシの顔を見て、びっくりする。 「美緒ちゃん!?大丈夫?浴衣だから誰だか分からんかった!!」