その夜、なっちゃんにも背中を押されたアタシは、両親に進路について話すことにした。 基本、放任主義のうちだけど、こーゆー話は別。 高校だって、今の進学校に進んだのは両親に言われたから。 アタシは芸術系とかに少し興味があったけど、大学進学を考えたら、辞めろって。 アタシが苦労しないようにって両親的には考えてのことなのかもしれないけど、それがうざかったりする。 アタシの人生なのに…