アビリク

ここは…どこだ?

真っ暗だ。また奴の仕業か?

いや、違う。今度は自分の姿すら見えない。地に着いているかすら分からない。はやく此処から出ないと。

─こっちだ。─

声?誰だ?

─こっちだ。─

あ。光だ!

─掴め。明日を。─

遠い…まだか?

─握れ。希望を。─

あと少し…!

─戦え。人のために。─

もうちょい!うわぁ!

もう少しで掴めそうだった光は急に大きくなり、俺はその光に飲み込まれてしまった。