アビリク

「電力が君の能力か。でもまだ操れないとみた。」

「もしかして、まだ名前もない産まれたての赤子なのかな?」

「……。」

反論出来ない。
俺は唾を呑み、睨み付けた。

「ははっ。図星のようだね。」

時の旅人は不快な笑みを浮かべ、ゆっくりと近づいてくる。

「じゃあ、名が付かないうちに始末しよう。」

再び視界から消えた。

──来る!