〔私は白鷺 琉偉と言います。先日は私の父がお二人に失礼な事をしてしまい…大変申し訳ありませんでした。これからは仲間として仲良くして下さいね。宜しくお願いします。〕


白鷺がそう挨拶をした。



そして…



[じゃ次は僕!]


そう言って手をあげた奴が居た。



何だよ?

こいつ?



俺は思わず言葉に出して言いそうに成った。



[僕の名は大江 隼人と言います。憧れであった後藤弁護士と同じ事務所で仕事が出来る事を凄く光栄に思います。まだ弁護士に成って間が無い未熟者ですが色々とご指導をお願いします。それとこれから仲良くして下さいね。宜しくお願いします。]


そう言って挨拶をしたのが大江 隼人だった。



何だよ?

こいつ?



何をヘラヘラしてんだ?



俺は思ってしまった



『後藤 晧覬です。俺を憧れだって言ってたけど?俺は指導とかする気は全く無いし自分達の案件は自分達で解決するのが弁護士のルールって言うものだから俺に期待しても何も教える事なんてねぇと思うよ!』


俺は大江と言うヘラヘラした奴に向かってそう言うと…



〈後藤弁護士!?〉


小野が俺の名を呼んだ。