弁護士シリーズ作品短編集『格好いい奴等』





小野といい…


白鷺といい…



本当に几帳面でしっかりした性格なんだと言う事が解る。



『じゃ後は白鷺が調べてくれた報告書でいいんだな?』


俺がそう言うと…



〔はい。至らない所はあると思いますが一応ザッとは調べさせて貰いました。〕


白鷺が答えた。



『解った。後はこの報告書に目を通して方針を決定するからちょっと待っててくれ。』


俺は白鷺にそう言うと…



〔はい。解りました先に内容を熟知して貰わないとダメですからね!僕はコーヒーを淹れて来ますから…〕


白鷺はそう言うと会議室から出て行った



『小野?この霊感商法とか言う奴…怪しく無いか?この報告書には書いて無いけど悪いが小野の担当で頼んでもいいか?なんか?引っ掛かるもんがあるんだよ…頼むわ!』


俺は弁護士の勘と言うのか?白鷺が被害者から聞いた霊感商法と言う奴に疑問を感じていた。



今はまだ何とも言えないが…



被害者側だと言う原告側なんだが…


どうもきな臭い…


虚偽を働いてる様な気がした。



〈後藤先生?この案件もしかして…〉


小野も気が付いたみたいだった。



『あぁ…お前も気が付いたか?』


俺は小野にそう言った。