俺。


藤堂 晧覬には…



一番大切な…


そして…


一番大事な親友が何人も居てる。



その中で…



俺が兄貴と慕い時に本当の兄弟じゃ無いのか?
と思える相手がいるんだ…



それは…



桐生 昴



桐生総合病院の息子にして現副院長をしてる整形外科の医師なんだ。



昴は俺を何と思ってるのか?は知らないけど…


俺は昴を親友の中の親友だと思いそして俺の頼れる兄貴だと勝手に俺が思い込んでるんだけど…



俺が昴に惹かれそしてもう20年以上、昴と一緒に居る理由…



それは昴が人の気持ちを…

痛みを…

苦しみを…

辛さを…


解ってくれる奴だからなんだよ…



そして昴はさり気なく格好いい…



俺が成りたい!

と想いそして願う相手が昴なんだ…




「晧覬?いつでもこの場所に戻って来ていいからな!この場所は晧覬お前と俺の場所なんだから…」


俺は昴にそう言われ初めて泣いた…



それは…



達哉がこの世を去って…



俺が瑠璃の所へ通う様に成り…



成瀬や芹澤から嫌がらせを受け始めた頃だった…