「んっちょっやめ・・・っん」
結婚して久しぶりの隼人のキス。
ずっとすれ違いの生活をしてきた。
隼人の舌が入ってくるたび頭の中がボーっとする。
路上には雅の声だけが響いている。
「雅・・・ごめんな?泣かすつもりなんかなかった。千佳がさああすれば雅がやきもちやいてもっと仲良くなれるって言うからさ。俺・・・マジ最低だよな。ごめん。まじごめん」
何度も隼人は謝った。
・・・もう嘘でもかまわない。
たとえ隼人が言ってる事が嘘でも隼人を選んだのは・・・雅だから。
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