「よく知ってんじゃん!紺野隼人!つか河野もしかして俺の弟とケンカした望?の姉貴?」 隼人の顔が少し恐くなった。 このまま引き下がりたくはなかったがこのあと見たいテレビがあるため雅は謝った。 「ごめんなさいでした!」 そういって帰ろうとすると「何で姉貴があやまんだよ!悪いのは悠太なんだよ!」 望は気にくわなかったらしく怒鳴りだした。 『このバカ!これで終わればいいでしょ!』 心のなかで雅は叫んだ。