メイクしだしたのは、小西に会ってから。 大人な小西に一歩でも近づきたくて、必死にやった。 つい、くせになるほどメイクをした。 今は、そんなの無意味だよ・・・ いくら大人っぽくしても いくらきれいにしても 本物の「大人」には適わない。 そんなの最初っからわかっていた。 でも、近づきたかった。 もっと話したかった。 叶うことならば・・・永遠に。