何も言わない私をみて、きっと孝幸はわかったのだろう…。


孝幸は私を引き寄せて、ぎゅっと抱き締めた。


お湯が波打つ・・・・


「瞳・・・、誰に何言われたか知らない。
けど、そんな事思うな?・・・俺は瞳と一緒にいないとダメだ…。」


耳元で孝幸が囁く。・・・低くて浴室全体に広がるような優しい声・・・


「うん・・・ごめんなさい。こんな事言っちゃって…。」


「・・・何かあったら、ちゃんと俺に言えよ。1人で抱え込んだりしたら、駄目だからな?」


「・・・ぅん・・・・」


「よし。だったら、泣くなよ。瞳が泣いてっと、何もできないだろ?」


そう言って私の顔を覗き込んで、いぢわるな笑みを浮かべる。。


「?・・・何も?」


「こんな事とか。」


「・・・あっ・・・」


私の体を孝幸の手が探る・・・


「こんな事とか?」


「ん・・・ゃあ・・・ぁ・・・」


孝幸のえっちな手が、私の胸を捉え、優しく・・ちょっぴりいやらしく弄ぶ・・・。。


「瞳・・・可愛い・・・。」


「孝幸ぃ・・///・・」



その後、孝幸に丁寧に・・・身体を洗われて、のぼせないうちに、お風呂をでて、抱っこされて連れてかれたのは・・・ベット。。



「ん・・・ハァ・・・ぁ・・ん・・・たか・・ゆきぃ・・」

「ハァ・・瞳・・・感じて・・・もっと。。」


「んぁっ・・・ゃあん・・・も、だめぇ・・」




孝幸の優しい声で、私は包み込まれているように・・・安心した気持ちのまま、真っ白になった・・・。。。



一瞬、瑠美さんのあの冷たい表情が浮かんだ・・・・



瑠美さん・・・瑠美さんが孝幸を好きなように・・・ううん、それ以上に私は孝幸を愛してる。



だから、何があっても、孝幸は渡せません。