(*孝幸side*)


瞳がバイトを始めた。


その場所ってのが、瞳は気付いてないけど、俺の働く会社のすぐ近くのカフェ。


俺もよく、コーヒーを買いにいく。


瞳は午前にバイトで、俺が行くのは午後。


だから、瞳の働く姿、見れないんだよな。


まっ、よく会社にあそこのコーヒー豆を 注文して配達にくるし、もしかしたら来るかもな。



また、午前に行ってみるのもありだな。



そういや、今日は瞳、バイトないって言ってたな…。


多分、もうじきラブコールが・・・



~♪~♪~♪~


ほら。


「もしもし?」


「今、大丈夫?」


「おう。どうした?」


「ふふっ♪今日、孝幸お仕事終わったらデートしたいな♪」


「フッ・・・いいよ。仕事終わったら、電話するから。」


「やったぁ♪嬉しい♪孝幸、好き!」



ったく、瞳は。・・・決まりだな…。


「俺も。あ、瞳?」


「んー?」


「デートの後は、今夜はお泊まりな?」


わざと、小さな声で言ってやる。。


きっと今1人、テレてるんだろうな…。


「う、うん。…もぅ…孝幸のえっちぃ」


「あれ?瞳ちゃん、何を期待してるのかなぁ…?」


ちょっといぢめてみる。


「もぅっ!孝幸のばかぁ…!どS…」


「ははっ・・・期待してるぞ…♪」


「ちゃんと、お仕事に集中しなさい!」



可愛いおとがめだな。

よし、仕事すっかなぁ。




~*孝幸sideおわり*~