2度目の目覚めは、すごく幸せな目覚めだった。
だって、目を開けてすぐ、隣りに大好きな人の微笑んだ顔。。
私しか知らない、凉さんのこんな笑顔。
「おはよ・・・。真子。」
「おはようございます…。ふふっ…」
「どうした?」
「幸せだなぁって思ったんです。目が覚めて、大好きな人の笑顔が見られるなんて…。」
「フッ…可愛いな、真子は。」
ストレートな凉さんの言葉に、赤くなってしまう。。
だっていつも凉さんはそうやって、不意うちなんですから。
「真子、一つ聞いてもいいか?」
「何ですか?」
「いつも、鎖骨にキスするのは何故?」
鎖骨…?いつも…?
私は凉さんのそんな質問に首を傾げる。
すると、凉さんが私の耳元で・・・
「…夜、俺と繋がる時・・・」
「・・・・っ!?・・・そ、それは・・・」
確かに、凉さんと…その…一つになるとき、私は凉さんにしがみついて、鎖骨にキスをする。
凉さん…、気になってたんだ。。
「それは・・・・いつも凉さんが屈むと、鎖骨が綺麗にでるから・・・その・・・私、それが好きで・・・」
途中まで言うと、恥ずかしくてシーツで顔を隠した。。
だけど、いつもみたいに凉さんによってそれをはがされる。
そして凉さんは、真っ赤になってる私に、何も言わずキスをした。
どんなキス?
言葉では、言い表せないくらいの、
甘い、溶けるような愛の…キス…♪
~*真子sideおわり*~