立て続けに入っていた会議を終えて、部署に戻ると、のん気にカップ麺を食ってる部下、宮川。
「先ぱ~い、ちゃんと先輩も食ったほうがいいっすよ~。」
「お前と違って、朝も昼も抜きだったからな。食わないとだめだな。」
「も~、先輩、俺だって忙しくやってますってぇ~。先輩は、サイボーグじゃないっすかぁ~。」
溜まった疲れの上に、このヘラヘラした部下の相手は、相当くるな…。
「宮川、お前はこの俺に相当殴られたいようだな?今なら、この忙しい仕事場から、静かな病室にでも異動させてやるけど・・・」
そう言った俺の目があまりにもまじだったのか、ヤツはカップ麺を置いて、真面目に仕事に取りかかった。
盛大にため息をついてやり、一服しようと休憩室に行こうとした時だった…
「あ!…先輩!そういや、電話鳴ってましたよ。」
「あぁ、分かった。あとでかけ直す…
「ディスプレイに、“真子”って出てましたけど…、彼女っすかぁ~?」
「!?…お前、勝手に見るなアホ!あと、そう言う事はもっと早く言え!」
そうヤツに言って、一発脳天にくらわしておいた。
ったく、こいつは肝心な事は後回しにするんだ。
そんな事より、真子…どうしたんだ?



