そんな私達兄妹のやりとりを見ていた、瑠美さんが…



「瞳チャン、かっこいいお兄さんね。」


「あ、はい。兄です。」



するとちなが笑いながら、



「端からみると、完全にカップルに見えるけどっ!☆」


「も~、ちな!……ってお兄ちゃんもテレないの!」


「孝幸に勝った☆」


「も~お兄ちゃん!」



こんな私達を楽しそうに眺める瑠美さん。。



◇◇◇◇


揃ってお店をでると、なんとそこには、



「何してんの、タケさん。」


「あひゃっ!!ち、ちなぁ☆」



お店の前に置かれたクマの置物を見つめていた、店番をしてるはずのタケさん。


めちゃくちゃ慌ててる。。



「あれ?店長?」


「ハッ!!る、瑠美チャン☆」



まさかの店長。

お店の雰囲気に合わせたレトロな街灯にもたれかかっていたイケメン店長。


何気に…いや、確実にいい画になってましたよ。。



何か明らかに、後を付けてきましたらしき2人のイケメン彼氏。。