「私もぉ…。。」 孝幸の腰に手を回す。 じんわり、孝幸の温もりが私へと伝わってくる。 人の温かさって、本当にほっとして安心出来るよね。 「瞳、もうすぐ誕生日だな。」 孝幸の喉元から低くて優しい声が、私の耳元で響く。…心地いい。。。 「うん。二十歳になるんだよね。」 「何か変な感じだな、ちっこい時の瞳を昔っから見てきたからなぁ…。」 そう言ってる孝幸だけど、抱きしめてた手はいつの間にか私の胸あたりに…。