しばらくすると、玄関のチャイムがなった。
お兄ちゃんがキッチンから出かけたけど、
「あ、私いく。」
それを止めて、走って玄関へ向かってドアを開けた。
するとそこには、何とも言えないような複雑な表情の真子。。
「真子...。」
「瞳…、ごめんね…こんな時間に…」
「いいよ、そんなの。…なか入ろ?」
「…ん、おじゃまします。。」
リビングに真子を連れて戻ると、ちょうどお兄ちゃんがもう1人分のハーブティーを持って、キッチンから出てきた。
元気のない真子をみて、いつものように微笑んだ。
「いらっしゃい。ゆっくりして?」
「…ありがとうございます、照さん…」
お兄ちゃんはもう一度、微笑みかけてから、奥の自分の部屋へと入っていった。



