「お待たせ♪」
「ん。おいで?」
「にゃん♪」
孝幸の足の間にはまり込んだ。
何か、私の方が甘えてる?
「…今日さ、実はアイツと話してさ。」
抱っこされてるから、孝幸の息が耳にかかってちょっとくすぐったい。。
「アイツ?」
「ん…瞳を誘拐した変態。。」
私を誘拐・・変態・・・あっ!
「孝信さん?」
「そ。。」
孝信さんは孝幸のお父さんで、世界で活躍する会社の社長さん。。
いつかの、私を誘拐(?)したダンディーなお父さん。。
「孝信さんがどうしたの?」
「それがいきなり、俺に会社継げって言い出したんだよ。…あのボケ親父。」
「えっ!継ぐって、孝幸が社長になれって事?」
「まぁ、親父が言いたいのは、そうだろうな。」
孝幸が…社長…。。
でも、当たり前って言ったら当たり前だよね。
だって、孝信さんの一人息子だから。



