「ところで、肝心の名前は?」



私の腕のなかへと戻って安心したのか、むにゃむにゃと眠たそうにする赤ちゃんをみて、瞳が聞いてきた。



「うん、実はもう決まってんの♪タケさん、発表して♪」



私が振ると、待ってましたと言わんばかりの嬉しそうな表情でタケさんは、



「オホンッ、え~、この子の名前は…
誰からも愛される、優しい子になって欲しいということで…

“優華(ユウカ)”

と名づけましたぁ~♪」



「優華チャンかぁ~、いい名前だね♪」


「うん。すごくこの子に似合ってると思う!」



瞳も真子も、こう言ってくれた。



「優華チャン、美人でいい子に育つな!」


「そうだな、しっかりした子になるな。」


孝幸さん達も…。。


良かったね?優華。
みんな褒めてくれてるよ♪



もう、みんなに愛されてるよ…優華。



これから、一緒に生きていこうね!
優華には、パパもママも、そしてみんなもついてるから、安心して大きくなってね♪




~*ちなつsideおわり*~