―――タロウさんのお店・・・・



「ごめんなさい。本当にごめんなさい。
私…、なんてお詫びしたらいいか。。」



タケさんとちなを前に、謝り続けるあさみさんを、離れたところで私と孝幸、タロウさんはみていた。



「あのとりあえず顔を上げて下さい。」


「俺は、本当に梓チャンの父親ですか?」


「ちょっとタケさん。いきなり聞いてどうすんの、あさみさんだって色々…」



ちなに言いくるめられて、すごんでしまったタケさんに、あさみさんが…



「梓の父親は、あなたじゃありません…
私…。。」



そう言ったあさみさんは、梓チャンの頭を撫でて話し始めた。。