―――あれから、突然だった。 「ママぁ―――♪♪」 「梓ぁ!!」 梓チャンの母親、あさみさんが現れた。 ちょうど、ちなとタケさんが梓チャンを連れて買い物をしてた時だったらしい。 突然、走り出した梓チャンが向かった先には、しゃがみこみ両手を広げた1人の女性。