ジリジリジリと目覚ましの音が鳴り私は悪夢から解放された。 それと同時に昨夜飲みすぎたアルコールが頭を押し付けてくる。 「仕事いきたくないよぉ」 悪夢から解放されたと思えば、今度は現実が襲ってくると項垂れながらベッドから這い出した。 五月の前半なのに、やたらと朝の光が強く感じる。