もう一度…


「初めましてですね。連です。美里には日頃お世話になっております。」


「ちょっとぉ〜!それじゃあ私がしょっちゅう来てるみたいじゃない。」


私は二人の会話をうつ向き加減で聞いていると、いつの間にか目の前にお酒が用意されていた。

みんながグラスを持つのを見て慌てて私も持つと、待っていたかのように、
「二人の姫達の夜に乾杯」
と、乾杯をした。