もう一度…

「実はね…………………………………」


今日の出来事を一通り話すと又しても虚しさを感じ、グラスを握る手に力が入っる。


黙って頷くだけだった美里は私の最後の行動を見て、はぁ〜とため息をついた。

「そっか。そっか。」

暫くの沈黙の後に、いきなり明るい声をあげ立ち上がり、私の手を掴んだ。

「じゃあ、二次会に行きますか♪今日は朝までコースでね!」


私はこれは週末を楽しく過ごそうと言ってくれている様で、少し泣きそうに泣きそうになりながらも答えた

「うん!!」


「アハハ!大丈夫大丈夫。今の楓は十分可愛いげある女の子だから♪」


今日は飲もう!と一人力をいれた。