「あのつながり草、今度は危険なことに怯えて持つんじゃなくて、二人の信頼の証で持ちたいね……」
シルヴィアが何処か切なそうな遠くを見る目で、イアを見た。
「ああ、そうだな。」
平和で温かな時間
二人はそれが当たり前のように感じるようになっていた。
二人で過ごす美しい日々
そんな日々に酔いしれていた。
しかし、どうしてなのだろうか?
二人に安らぎの時間は神が嫌うようだ。
あれだけ頑張っているのに、二人の元に休息の時間は与えられないらしい。
.
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…