「あのつながり草、今度は危険なことに怯えて持つんじゃなくて、二人の信頼の証で持ちたいね……」




シルヴィアが何処か切なそうな遠くを見る目で、イアを見た。




「ああ、そうだな。」




平和で温かな時間



二人はそれが当たり前のように感じるようになっていた。





二人で過ごす美しい日々



そんな日々に酔いしれていた。





















しかし、どうしてなのだろうか?




二人に安らぎの時間は神が嫌うようだ。








あれだけ頑張っているのに、二人の元に休息の時間は与えられないらしい。















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