田口唯(タグチ ユイ)という少年のおかげで、すっかり忘れ去られていた少女。
「…すいません、あたしの席は…」
少女が沈黙を破ると、教師はハッとしたように少女に目を向けた。
「あぁ、ごめんなさい。えっと…あなたが…」
「三谷夕輝です。」
教師の言葉を遮って夕輝は自己紹介をした。
「あ、はい。夕輝さんね。えっと…あなたは唯くんの隣の席よ。」
教師はそう言って、唯の隣の席を指差した。
隣かよっっ
と夕輝は心の中でつっこんだ。
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