月光狂想曲‐悪魔の花嫁‐




ウァルドの口からその言葉が漏れたとき、声が妙に震えていた


『ウァルド無理して話さへんでも…。』


『……いい。
話す。』


仁が止めるが、ウァルドは断固として気持ちは変らないようだ



『俺は心から好きだった。
愛していたのだ。
何もかもを失っても、あの女が側にいるだけで幸せだった…。』


ウァルドの瞳が曇る


『俺は毎日、彼女に贈り物をした。
何度も何度も…。』