月光狂想曲‐悪魔の花嫁‐




『こらっ!
何辛気臭い顔してんねん?
2人とも顔あげな?』


仁が私とウァルドの肩をポンポンと叩く


『うるさい、仁。
黙ってろ。』


『は?』



『俺は人間が嫌いだ。』


ウァルドは私に向き直って、言った


『人間が、俺にこのような生き方を与えたのだ、誰にも心を開かせないような。』



「人間が…?」


『そう、あの女が俺を裏切った…。』