ダンスの音が途絶えた 私は2曲目が終わったことを知る 後1曲しかないが、この様子では間に合いそうにない 「…ごめんなさいっ…。」 涙で顔をぐちゃぐちゃにし、喉から漏れるように呟いた 「私…私っ…。」 仁の、いつも助けてくれている仁の役にようやくたてると思ったのに 失敗ばかり 「ごめん…ごめんね…、仁。」 扉を叩いても、虚しく音が響くだけ 無力な自分に腹が立つ