月光狂想曲‐悪魔の花嫁‐





『だが、そんな事よりも、大変なのはここからだな。』


ウァルドはふぅ…と溜め息を吐く


「そうよね。
ここは確か…。」


『大阪だ。
大阪と言っても、大阪の裏側の世界。
魔界の大阪だがな。』


「魔界の…。」


そう言って私は着ている服をギュッと掴む


私は全身黒づくめでフードを被っている感じになっていた


ウァルドの御付きの悪魔として入宴を認められている


決して正体がバレてはいけないのだ


『じゃあ入るぞ。
俺の後ろについてこい。』


「ええ、わかったわ。」