『だって、これを言ったらウァルドとシルフィアは幸せになるかもしれない。』 グレネディアの言葉に、私は首を傾げる 【ウァルドとシルフィア】 あの悪魔と私が? 『でも、言ったら俺が苦しむ事になる。』 苦虫を噛み潰したかのような表情で、私にか細い声で言った 『結局、俺は逃げてるだけ。 他人の幸せを潰してまで自分の幸せを望んだ愚かな奴なんだ。』 グレネディアの目から涙がこぼれた