「どちらに行かれるのですか? ウァルド様…。」 『…さあ? おまえは何処に行きたいのだ?』 さあって… 『ほな、俺が自分らを連れ回してやる! まぁ、観光みたいなもんや。』 仁が胸を叩く よくよく見てみれば、ウァルドには劣っているかもしれないが仁もかなりの容姿だ 『なんやシルフィアちゃん。 俺を見つめてるけど、興味あるん?』 「あ…ありません!」 私は急いで目を逸らす その様子をウァルドが面白くなさそうに冷ややかな目で見つめていた