『で、その天界に住む奴が魔界に何をしにきたんや?』 今まで黙っていた仁が、顔を歪めながらグレネディアに言った 『? 何をしにきた? そんなの決まってる。 シルフィアを貰うため。』 何の迷いもなく、グレネディアは言った 「へ…?」 『残念だが、シルフィアは俺の嫁だ。 渡すつもりは欠片もないのだが?』 ウァルドがキッパリと言った …ウァルド その言葉に感動しながらも、私はグレネディアの言葉に驚いていた 私を貰う?