これですべてが終わった なんて思ったのは束の間の喜び まだ終わってはいなかった 2人を待受けている最後の試練はこれからだったのだ そんな事も気付かず、私はウァルドに抱えられてウァルドの城にたどり着いた 『ウァルド! シルフィアちゃん!! 無事やったんやな…良かった。』 仁が私達を待ってくれていた 『シルフィアちゃん…怪我はあらへん?』 仁は私をジッと見つめる 『ほっぺた…大丈夫?』 仁が私の頬に触れる