『絶望したと同時に、深く…何よりも残酷な憎悪が生まれた。』 ゾッと仁の語り方に寒気がした 『だから…。』 仁が次の文字を言おうとした瞬間、高らかな女の子の笑い声が響いた 『あーっははははははははははははははははははははは!!!!』 「!???」 この声はアイルさんっ!? 私と仁は慌てて元いた場所にもどった すると アイルさんが屋根の上に立ち、高らかに笑い、その横にユーラさんがいた ん………? ユーラさんの腕に抱えられているのは… 「ウァルドっ!!!!?」