「ユーラさん…? あのアイルさんの執事みたいな男の人?」 『あぁ、そうやで。 あいつはウァルドを心から憎んどる。』 あの良い人そうな人が、ウァルドを憎んでいるの…? 『ユーラは人間や。 そしてアイルの執事でもある。』 ユーラさんは人間!? 私と同じ!! まさか…アイルさんは、自分がされた事をユーラさんにしようと思って… 『なーんか変な事考えとらん?』 「えっ??」 『ユーラは自分から、アイルのもとに行き、執事になったんや。』