『おまえ…俺の嫁が怪我でもしたらどうするつもりだったんだ。』 ウァルドは入ってきた白い鳩を睨み付けて、吐き捨てた 『申し訳ございません。』 突如、眩い光が鳩を包み込んで、人間の形を作り出した 「!!?」 『城の使いの者ですが、今日、バラン様とサツキ様のお子様がご誕生いたしました。 そのお披露目パーティーがございます。』 『この俺に参加しろと?』 怒気を孕んだ声でウァルドは聞き返す