『シルフィアちゃんが困っとるやろ。 ウァルド、おとなしせい。』 『おまえに言われたくない…。』 私はウァルドと仁のそんな言い合いを聞きながらも、ジッと空を見つめる 元気にしてるかな… 私が家を絶った後、そんなに日数はすぎてはいないが心配になる ふと、空から怪しげな鳥の羽ばたく音が響いてきた 刹那… ガシャーン…!!!!!! 目の前の扉がいっきに割れた 私はビックリして目を伏せたが、ウァルドが私を包むように守ってくれていたから怪我はせずにすんだ