ベッドが軋む 彼の冷たい指 響き渡る快感に溺れた声 『…まだ2回目というのに、自分から激しくもとめて来るとは…。 ますます俺の好みだ。』 「っ、誰も求めてなんか、いませっん!」 『俺を…俺をもっと求めてくれ…でないと壊れてしまう。』 ウァルドは呟く いつもの冷酷な無表情とは違い、どこか寂しげな表情を見せる だが その表情とは裏腹に、行為は冷ややかで愛の欠片さえも感じられない まるで 別の誰かを想うような