学校に着いた時はちょうど、お昼休みの時間帯だった。




教室に入る。



怜華があたしに気付いて



「彩菜、おはよう。来るの遅すぎ~。」


と言ってきた。


「うん。事務所に行ってたから。」



あたしは、鞄から教科書を出しながら言う。


「そっかぁ~。やっぱり、今日のニュースの事で??」



怜華知ってたか。


「うん。」


「別れろって言われた??」



「ううん。認めてくれた。」


「本当!?良かったじゃん。」


「うん。」