お互いの息がかかりそうなくらい近くって、あたしのドキドキは、更に増す。



下を向いていた顔をふと、上げてみる。



流星さんの顔が近くにあって、目が合った。



「もう、恥ずかしがってたら寝れないよ。」


そう言われても、あたしは恥ずかしくって、無理だよ。




「ムリ……スッゴく恥ずかしい…」



あたしがそう言ったら、流星さんが



「そう、分かった。じゃあ、俺はソファーで寝るよ。」




そう言って、寝室を出てってしまった。