「おはよう♪」 学校に行って何時ものように、怜華に挨拶をした。 「あっ、彩菜おはよー。」 本を読んでいた、怜華は顔を上げて、あたしを見る。 「ねぇ、昨日のメールの話だけど、どんなネックレスあげるの??」 「これ、あげようと思う。」 あたしはそう言って、雑誌を見せた。 「うわぁ~、めっちゃカッコイイ。絶対に、気に入るよ。」 「本当??怜華がそう言ってくれると、安心する。」