芸能人に恋をしたⅢ

急に店員の代用になった、白石に笑えた。




向かいに座っている彩菜ちゃんは、ずーっと下を向いている。


「彩菜ちゃん、どしたん??」



「……あたしと流星さんって犯罪なんですか??」



涙声で、言う。



「違うよ!!俺たちは、お互い好きで付き合ってるんだから、犯罪じゃあ無いよ。」



俺は、強く否定する。


彩菜ちゃんにとって、こういうのが、ストレスに繋がるはずだ。


だから、俺は強く否定して、不安を取り除いてあげたい。